2015/08/30

原題:研修医の抑鬱奮闘記

初期研修医の時のblog名は実は最初いやいやだったんですが、まあ半ばくらいになると完全に愛着が湧いてきてしまって、本当に素晴らしいタイトルを頂いたものだなぁとつくづく思います。ホントはなににしようとしてたか忘れてしまいましたが、これも原作者?であるM野Dr.のお陰ですね

映画なんかも実は原題と全く違うタイトルがつけられているっていうのもいっぱいあります。ディズ○ー映画の「ア○と雪の女王」とか原題"Fr○zen"ですからね。氷結って、そりゃ雪ばっかりの舞台だからってストレートすぎますがな(あとで黒いネズミの会社から訴えられたくないので伏せ字にしてます)

夏になるとよく流れている、あの「スタンド・バイ・ミー」は原題"The Body"で「死体」って意味なんですが、こっちもドストレートだね。原題のままだったら、ホラー映画しか予想出来ませんもん。そのままの題で日本で放映されてたら、まず親子で見ようなんて思わんわな

日本の映画でも実は原作小説とタイトルが違うものもチラチラ。「おくりびと」の原作は「納棺夫日記」とのことです。ホントは色々紆余曲折あって、原題と違うものをつけざるを得なかったようですが、これもシンプルでわかりやすくてよいとおもいます(ちなみに内容はまだ観てないよ!)


医療者もある意味「おくりびと」みたいな職業だなって思ってしまいます。もちろん亡くなった方を納棺するわけではありません。ただ患者さんの最期を看取ったり、在宅で見ることが難しくなった患者さんを施設へつなげる役割がなんとなくっていうか

ボクも「おくりびと」な医師の一人ではあるんですが、いまだに死に向かいつつある患者さんの最期の看取りっていうのは慣れません。慣れるほどの経験も積んでいないのだけど、ご本人とご家族の気持ちの中間点っていうのはなかなか難しい

そしてボクの考えていること、患者さん・ご家族の言葉の受け取り方と、スタッフの受け取り方もだいぶ違う。ボクは患者さんの言葉を割りとそのまま額面通りに受け取ってるんですが、看護師さんは細かい仕草とか心情までよく観察されているなと

そんなこんなで最期を迎える患者さんをどうしてあげるのが幸せなのか、自分のやってることは幸せに直結してるのか、ただ苦しむ時間を長引かせているだけではないのかと不安になりつつやってます。肺炎とか腎盂腎炎みたいに治して終わりだったらホントに気が楽なのに

P.S.
弟ですが、まだ入院しているみたいです。どうも傷口が感染してしまったようで。元気はあるようなんですが

1 件のコメント:

  1. 今看てる患者さんも創部感染起こしてopenに。
    治ってきてるけど、まぁ長引く予定。ゾトウトも早く復帰するといいね。
    看取りは悩むよね。まぁ患者さんもだけど、患者さんを取り巻くもの含めてどうしたらいいか考えたらいいんじゃないの。一番悩んだ人が、一番偉いですよ。周りはあれこれ言うけど。治療は悩んだら相談したらいいけど、正しいことなんでないので、自分の親兄弟や親戚ならどうするかな、ってくらいでいいんでないの。

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